センサーダストボックスが動作不安定な場合の対処法

センサーダストボックスが動作不安定な場合の対処法

皆さん、こんにちは!ビーカム株式会社のWEB担当です。

今回は、当社の人気商品、センサーダストボックスSDB-LT / SDB-ROシリーズの動作が不安定な場合の対処法についてお話しします。

お客様から「蓋が開かない」「蓋が開いた後に閉じない」「センサーが全く反応しない」「開閉動作が遅くなった」といった修理・点検相談をいただくことがありますが、故障ではなく、簡単な確認やお手入れで解決できるケースが多くございます。点検希望でお預かりした際に実際の故障が発生しているケースは非常に少なくなっておりますため、お問い合わせいただく前に、ぜひ以下のポイントをチェックしてみてください。


🧐 センサーダストボックスが正常に動かない!
よくある6つの原因と対処法


1. 電池残量不足 🔋

SDB-LT、SDB-RO共通で、動作が不安定になる最も一般的な原因です。
新しい電池でも、保管状況によっては電力が消耗していることがあります。
1本でも消耗した電池が混じっていると正常に動作しなくなります。

電池不足で起こる現象の一例 :

・センサーが反応しない
・蓋の開閉時に途中で止まる
・蓋は開くがきちんと閉まらない(閉まっても数ミリの隙間ができる)
・人がいないのにセンサーが反応したりランプが点灯する。

対処法:

新品の単3アルカリ乾電池に交換してみてください。
できれば、使用期限が7年以上残っている国内家電メーカーの電池がおすすめです。
(安価な電池の場合、新品時より自然放電で電池残量が減っていたり、電池残量が1本ごとにばらつきが生じているものが稀に見受けられます。)


SDB-LTシリーズの場合:

単3アルカリ乾電池以外にも、付属のバッテリーパックで使用可能です。
付属のバッテリーパックを充電し正常動作が確認ができれば単3電池の残量不足が原因だった可能性が高いです。

(バッテリーパックは工場生産時に充電してからお手元に届くまでの間に自然放電でバッテリー残量が低下しており、本来のバッテリー性能を引き出せない場合ございます。バッテリーパックが空になるまで使用していただき2~3回満充電を繰り返すことで本来の性能を発揮できるようになります。)

新品電池でも電池残量が減っている場合もあります

お客様より「SDB-LTシリーズを2台購入し、2台とも新品の単3アルカリ電池(使用期限7年以上残)を使用しているのに正常に動作しない(センサーが反応しなかったり、開いた後に閉まらない)」とご相談をいただき電池とともにお預かりした際の実例につきまして。

ご使用されていた新品電池をお預かりし電池チャッカーで確認したところ6本すべての残量がLOWの状態でした。
当社で検証用に使用している電池に交換すると動作確認すると正常動作しました。

上記のようなこともございますので、単3アルカリ電池で動作不良の場合、新品電池でも電池チェッカーで電池残量をテストしていただいたり複数メーカーの電池で試していただけると幸いです。

電池が原因の場合、点検・修理後お手元に戻った際に症状が再発してしまいますためご注意ください。

電池残量不足の際の動作例(SDB-LTシリーズ)

新品で購入したばかりの電池でも、工場生産時からお手元に届くまでの間に自然放電で電池残量が減っている場合がございます。下記がお預かりした新品電池(自然放電で残量不足)を使用した際の動作例(開くが閉まらない)です。

電池残量不足で蓋が閉まらない

下記のような症状が出た場合、電池の残量不足の可能性がございます。

・蓋が正常に開閉しない(開かない・締まらない・最後まで締まらない等)
・センサーが反応しない、または一部センサーが反応しない(タッチセンサーまたは超音波センサー)
・センサーが反応し周辺のライトが光るが開閉しない

お手数ではございますが、電池交換またはバッテリーパックを使用してご利用ください。

電池容量が十分ある時の動作(SDB-LTシリーズ)

下記が当社の検証用電池で実際に使用した際の動作です。

当店で検証使用のPanasonicEVOLTA
当社検証用 新品電池 GOOD-強
正常動作

2. 電池の取り付け向きが違う ↔️

電池ホルダーへの電池の向き(プラス・マイナス)が間違っている場合、動作しません。

対処法:
電池の電極の向きを、プラスマイナスが正しい方向になるようにセットし直してください。

SDB-LTシリーズの場合:
蓋ユニット取付時に電池ホルダーの向きも合わせてご確認ください。

SDB-LTシリーズ 電池ホルダーの取り付け向き


3. 主電源スイッチの入れ忘れ 🔌

蓋ユニットの裏側にある主電源スイッチの確認も重要です。

対処法:
スイッチの表記を確認しましょう。「◯」は電源OFF「ー」は電源ONです。スイッチが「◯」の方向に押し込まれている場合は、「ー」の方向に切り替えてみてください。

SDB-LT/SDB-ROシリーズ 主電源スイッチ


4. センサー部分の汚れやゴミの付着 🧼

センサーが汚れていたり、蓋の開閉部にゴミが絡まっていたりすると、正しく反応しないことがあります。

対処法:
蓋ユニットのセンサー部分を、柔らかい布などで優しく拭いてきれいにしてください。また、蓋の裏側に髪の毛やホコリ、テープなどのゴミが付いていないか確認し、あれば取り除きましょう。


5. ダストボックスの周辺環境の確認 👀

ダストボックスの周りの障害物によっては開閉センサーが誤反応し正常に動作しないことがあります。

対処法:
上方&周囲1mに障害物がない環境で正常に動作するか確認してください。
特に開閉センサーの先にステンレスなどの硬い物質があると通常より広い範囲まで反応し、予期せず開閉してしまうことがあります。


6. (SDB-ROのみ) センサー部の傷防止フィルムの剥がし忘れ🏷️

SDB-ROシリーズ保護フィルム
SDB-ROシリーズ保護フィルム

SDB-ROシリーズには、センサー部に輸送中の傷を防ぐための保護フィルムが貼られています。
※製造ロットにより保護フィルムの形状や貼り方が異なる場合がございます。

このフィルムを剥がさずに使い続けると、
保護フィルムの汚れ、傷、経年劣化で

「蓋が勝手に開閉する」
「蓋が閉まらない」
「センサーが反応しない」

などの誤作動を起こすことがあります。

対処法:
保護フィルムは必ず剥がしてからご使用ください。

SDB-ROシリーズ保護フィルムを剥がす
SDB-ROシリーズ保護フィルムを剥がす


💡 解決しない場合は?


上記の対処法を試しても改善しない場合は、お手数ですがご購入いただいた販売店までご連絡ください。
直接弊社にお問い合わせいただいた場合、保証確認(購入日確認)のため販売店へのご連絡をお願いする場合がございます。



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